サブプライムローン問題でFXで損した話。

友人にすすめられFXを始めた結果。いきなり暴落であわや破産の危機に・・・。

あれは2008年ころでした。ギャンブルや投資とはまったく無縁であった私。

でしたが、たまたま職場の先輩からFXというもので儲かっていると聞き、興味がわいてきました。

ねずみ講なのか?何かのギャンブルなのかを調べた結果しっかりとした投資ということで、それじゃあやってみよう!

ということで参入しました。

ひとまず大手の取引所みたいなところに登録をし、そのときにあったなけなしの10万円をおそるおそる入金。

無事に反映されたことでさらに安心感がありました。

もちろん、専門的なことは一切わからないためドル円や豪ドル円など、比較的安全そうな通貨に手を出した結果、なんと最初の数か月は数万ほどの儲けがでていました。

ビギナーズラックというものでしょうか。

これに気を良くして、数か月後にはポンド円という値動きがすさまじい通貨に手を出してしまったのです。

まさにこれが悪夢の始まりとは当時知る由もありませんでした。

少し儲かっていたお金をつぎ込み、さらには、自己資金を追加して運用をするようになっていました。

やはり、ポンド円は値動きがすさまじく、一気に赤字になりました。

さらに、忘れもしないあの事件。サブプライムローン。

アメリカの低所得層向けのローンの不良債権が発覚し、すべての通貨がナイアガラ状態になりました。

チャートをみていると、まるでジェットコースターが急降下するかのように下がり、わずか数時間で資産が0円になりました。

なぜここまでに至ってしまったかといいますと、2008年当時はまだスマホ全盛期でもありませんし、パソコンで売買する時代でした。

さらにそれが深夜という時間帯だったということもあり、サーバーがパンクしてしまったのです。

就寝する直前ではあったのですぐに気づいたのですが、ログインは可能でしたが、売買は全くできない状態でした。

クリックしても応答なし。チャートは下落していく一方。

もはや朝起きて状況を確認するしかないと思い、なんとか就寝し、朝さっそくログインすると、かろうじてマイナスにはなっていないところで売買することができました。

この深夜に手じまうことができていれば、破産寸前まで行かずに済んだものの、運営会社にクレームをいっても全くの無駄でした。

この赤字を取り戻すチャンスを長い間待っておりましたが、新しくできたバイナリーオプションですらも手をだすことができません。

いまはまだコツコツと資金を溜めているところです。

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